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山﨑 ローソン

どうもローソンです。この記事から数回に分けてゲイPodcastをご紹介していきます。

僕達がPodcastを始めたきっかけのひとつに他のゲイPodcastの存在があります。
一言でゲイと言ってもそれぞれにカラーが全然違うので、聴き比べてみると面白いんじゃないでしょうか。
今日ご紹介するのは、ゲイPodcastの中でも特に長く配信されている2番組です。

Gay So What – 明日もゲイ

WEBサイトhttps://gaysowhat.podbean.com/
Twitter@ashitamogei
iTunes Gay So What – 明日もゲイ

現在更新されているゲイPodcastでは一番長く続けられている番組で、一番最初のエピソードが投稿されたのはなんと2011年。
この記事を執筆した段階で192回も配信されています。すごい。

関西在住のゲイが数名集まって雑談をするという内容で、メンバーが若干増えたり入れ替わったりしつつ現在は4名で配信されています。
Podcastというとある程度構成を決めた上でトークするラジオ風の体裁をイメージしますが、明日もゲイが面白いのは本当に完全な『雑談』なんです。
集合して収録を始めたらあとは好き勝手に話してあとからの編集で形にするというスタンスを取っているので、本当に自然な会話が続きます。

最初はただ雑談を聴いているだけなので奇妙な感覚になるのですが、慣れてくるとパーソナリティそれぞれの性格やバックグラウンドが見えてきて、ぐっと近い存在に感じるようになっていきます。
ちょっと離れたところに住んでいる友達が近況を話してくれてるような、そんな独特のリアリティが素敵なPodcastです。

わん太郎のわんわんワンマンショー

WEBサイトhttp://wanwan-southpaw.seesaa.net/
Twitter@wantaroshow
iTunesわん太郎のわんわんワンマンショー

こちらも明日もゲイに次ぐ長寿Podcastで、最初の配信が2012年2月です。
途中で3年間ほど配信をしていない期間があるのでトータルのエピソード数自体は少なめ。

タイトルのとおり、パーソナリティであるわん太郎さんが一人でトークするという内容だったのですが、気がつけば準レギュラーのようなゲストが増えていき、ちっともワンマンショーではなくなっています。
トーク内容はわん太郎さんの近況と推しアーティストの平方元さんの情報が中心。アシスタントでノンケ男性のオランジさんとのコントのような掛け合いも面白いです。

この番組で注目すべきところはクオリティ!
収録・編集がとてもしっかりしていて、BGMの使い方や間に挟まれるジングルなどがラジオらしさをとても盛り上げています。僕も勉強しなくちゃ。
合間に流れる平方元さんの曲もまさにラジオっぽい。わん太郎さんはまた違いますが音楽関係者の方がやっているPodcastだと自分で作った曲を流している番組があったりして、そういう要素があるとすごく番組が引き締まる感じがします。

偶然にもどちらの番組も関西(大阪)を拠点にしてる番組なんですよね。
一方で2016年〜2017年に開始したゲイPodcastは軒並み関東が拠点で、それ以外の地方で始まってるのはまだ見かけてません。これ、もしかしてビジネスチャンスじゃないですか。(どうだろう…)
そんなゲイPodcastのセカンドウェーブともいえる番組については次回の記事でご紹介したいと思います。