ローソン

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ローソン

どもっ、ローソンです。
他のPodcasterさんとの交流も日に日に増え、その中で配信方法についての悩みがよく話題に上がります。
うちではWordPressを使っているのでその設定やサーバー周りの話、収録機材や編集ソフトなど、僕自身も始めたときから、いやむしろ始める前から悩みながら進んでいる案件の一つです。
特に最近はスマホ一台で収録から配信まで行う方法もあるので、一歩踏み込んでPCで収録・編集しようとすると一気に敷居が上がるような気分になるかもしれません。
今日はそんな配信環境について、現状どんなふうにしているかまとめてみたいと思います。これがPodcastにとって最適というわけではありませんがご参考程度にどうぞ!

収録環境

まずは音声の収録に関わる環境をご紹介。

スタジオ

自宅収録

収録は基本的にローソンの自宅で行うことが多いです。
収録にあたって防音設備など特別にそろえてはいないのですが、以下の点だけ注意しています。

  • 空調の音に気をつける(開始前に強めにかけて録音中は止める)
  • 換気扇を止める
  • カーテンを閉める(外からの雑音をなるべく減らすため)

レンタル会議室

また、ゲストを呼ぶときなど自宅に招きづらい状況も多いので、そんなときはレンタル会議室を利用しています。
スペイシー https://www.spacee.jp/ などの検索サイトで探していて、アクセスのいい都心でも時間をうまく選べればかなり安く借りることができます。
ただし、録音スタジオではないので防音設備がないため、周囲の環境音が気になったり壁からの反響音が強かったりすることも多いです。
一度短時間で借りてみて、良さそうならリピートするみたいな運用がオススメ。

収録機材

うちの機材構成は、
マイクx2 – マイクケーブル(XLR) – オーディオインターフェイス – PC
という感じで繋いでいます。
PCを除いた初期投資額は12,742円で、それなりにかかってはいるんですがかなり抑えられた金額かなぁと思います。
一人で収録する場合は安いUSBマイクとかで済ませればだいぶ減らせますが、より良い機材にしていこうというときに調整が効きにくいかもしれません。

購入したのはSOUND HOUSE(https://www.soundhouse.co.jp)というサイトで、Amazonより安く買える事が多いのでオススメ。
ただ送料無料になるのが1,500円からなので、細かいアイテムの買い足しはAmazonを使うことが多いです。(プライム会員なので)

【BEHRINGER】UMC202HD

購入時価格 7,106円(税込)

USB接続のオーディオインターフェイス(マイクや楽器とPCをつなぐための機材)です。

選び方がなかなか難しかったのですが、いちばん重要なのは入力チャンネル数ですかね……。
要するにマイクなどの入力装置を接続できる本数で、僕が購入したUMC202HDは2チャンネル(2本のマイクを直接させる)に対応しています。
よく見かけるのは1チャンネル、2チャンネル、4チャンネルで、チャンネル数が多いほど価格が高くなりがちです。同じ機種のチャンネル数違いとかも見かけます。

とりあえずこれでいいかーという感じで2チャンネルのものにしたのですが、ゲスト収録も増えてきたので4チャンネルのものにしておけばよかったかなぁなんて思う機会が増えてきました。
ミキサーの購入も検討しているのですが、本当に無知 of the 無知なので買えずに今に至ります。クラウドファンディングとか始めたら察してください。

使用しているパソコンがMacなのでType-Cに変換して使用しています。今のところ特に問題なさそうです。
Macでは接続しただけでそのまま使えますが、Windowsの場合はドライバをインストールする必要があるので注意!

【CLASSIC PRO】CM5 ダイナミックマイク

購入時価格 1,166円(税込) x2本

言わずとしれたマイクです。とにかく安い。

マイクは大きく分けるとダイナミックマイクとコンデンサーマイクの二種類があります。
細かい違いは専門の解説ページとかを探してもらったほうが良いですが、

  • ダイナミックマイク: 安くて丈夫 音はそこそこ
  • コンデンサーマイク: 高くて繊細 音が良い

といった感じで覚えてください。
コンデンサーマイクは電源が必要になるのでオーディオインターフェイスをきちんと確認する必要があるなども注意が必要で、僕を含めこの辺の違いがよくわからないレベルの人ならダイナミックマイクでいいんじゃないかなぁと思います。

マイクの価格はピンキリですが、友人からはトークの収録なので安いやつで問題ないでしょとのアドバイスをいただきました。
数千円くらいのマイクだとあまり差は感じないみたいですね。
また、手元でON/OFFができるスイッチが付いたCM5Sというバージョン違いもありますが、スイッチングの動作でノイズが入ることが多いので付いていないタイプで良いとのことです。

【CLASSIC PRO】MIP050

購入時価格 594円(税込) x2本

マイクとオーディオインターフェイスをつなぐためのケーブルです。
この辺も値段と長さくらいで選べばいいんじゃないかなと思います。
こちらも前述の友人に勧められて購入。買った当初はこんな長さいるのかなーと思っていたのですが、公開収録のときに見事に必要でしたね。

【CLASSIC PRO】MST Petit

購入時価格 1,058円(税込) x2本

卓上マイクスタンドです。
収納や持ち運びの関係で小さいものがいいかなと探していたところこちらを発見。
安定性抜群ですし大満足! 高さが変えられないのでテーブルによっては工夫が必要かもしれませんが、卓上タイプでそこまで低いところに置くことはまずないと思います。

編集環境

続いて、収録した音源を編集する環境についてです。

ハードウェア

【Apple】Macbook Pro

編集では仕事用も兼ねているMacbook Pro(13インチ 2016年モデル)を使っています。
この辺のマシンスペックも収録に際して気になるところで、あんまりスペックが低すぎると収録中に止まったりするかもしれません。
実際に2台のオーディオインターフェイスを同時に使おうとしたときに止まってしまった経験があるのですが、設定とSSDの空きスペースの問題だった気がします。今度再挑戦してみようかな。

【オーディオテクニカ】dip neon color(ATH-CKL220)

イヤホンについてはオーディオテクニカの安いイヤホン使ってます。
本当はAnker SoundBuds Liteを愛用していて、修理に出している間のサブ用に買ったのですが結局まだ面倒で修理に出していないためこちらを使用中。
音声編集に向いているイヤホン・ヘッドフォンって何かないのかなぁと探してはいるんですが、楽器用途のも多いので悩みどころです。あと高いし。

ソフトウェア

Audacity / Garageband

https://www.audacityteam.org/
https://www.apple.com/jp/mac/garageband/

AudacityはWindowsにもMacにも対応しているフリーソフトです。
GaragebandはMac専用のソフトで、Macを購入すると同梱されているApple純正ソフトです。
TAMAGAWAdでは収録から編集までのフローの中で、この2つのソフトを併用しています。

  • 【Audacity】音声の録音
  • 【Audacity】ノイズの除去
  • 【Audacity】各チャンネルをモノラルの音源に分割し書き出し
  • 【Garageband】Audacityで書き出したファイルをインポート
  • 【Garageband】ジングルやカットなどの編集作業
  • 【Garageband】完成したデータを書き出し

こんな感じで、収録からノイズの除去まではAudacity、細かい編集作業はGaragebandで行っています。
Audacity一本で収録から編集まで行う方も多いのでそれでも問題なさそうですが、個人的にはGaragebandのほうが操作性が良いと感じます。

iTunes

Garageband上で編集が終わったら、最後にWAV形式で書き出しをしてiTunesでAAC形式(.m4a)に変換しています。
以前はGaragebandから直接AACに変換してアップしていたのですが、なぜかiTunesからストリーミングしようとするとうまく再生できず、iTunes上で圧縮してからうまくいくようになりました。

MP3ではなくAACにしている理由としては、128kbpsで圧縮しているので低ビットレートではより音質がいいとされているAACにするようにしています。
実際に効果があるかはどうなんでしょうね……。まあ今はAACに対応していないプレイヤーもあまりないと思うので、おまじない程度の意味合いでAACにしています。

配信環境

最後に、出来上がった音源を配信するための環境についてご紹介します。

サーバー

VALUE SERVER

https://www.value-server.com/

利用しているサーバーはGMO系列のVALUE SERVERです。
音声配信なのでサーバーの容量やアクセス量が気になるところですが、よほどアクセスが集中しない限り低価格帯のサーバーで良いと思います。
TAMAGAWAで使っているのは『まるっとプラン』というプランで、サーバーと独自ドメインの費用がセットになっています。
独自ドメインは取得するドメインによって費用が異なり、僕たちは.tokyoドメインを使っているので初年度のサーバー+ドメイン費が1,599円、2年目からは2,420円となっています。なんと月額200円!
趣味でやっていることなのでなるべくランニングコストを下げて長く続けられるようにしたいなと思ってこんな感じにしています。

問題点として、VALUE SERVERはアクセス数が増えたときにサーバーのプランをより性能の良いものに変えたい! と思ってもプラン変更に対応していないんです。
まあTAMAGAWAはそこまで伸びないと思うので大丈夫なんですが、同じGMO系列のCORESERVERあたりでもよかったのかなーなんて思ったりもしました。

WordPress

サイトの中身はWordPressを使っています。
ローソンは普段Wordpressサイトを作る仕事をしているのであまり苦労はなかったのですが、慣れてない人だとこのあたりが特に難しい部分かもしれません。
配信にあたって利用しているプラグインをいくつかご紹介します。

PowerPress Podcasting plugin by Blubrry

PowerPress Podcasting plugin by Blubrry

Podcast配信に関する設定をまるごとやってくれるプラグインです。
Podcast配信サービスであるBlubrryが制作したもので、一部の機能は同社のサービスを利用することを前提としているのですが今のところ使う必要はありませんでした。

とりあえずWordPressのインストールができたらこれを入れて、あとは設定と投稿が終われば配信としてはOKです!
サイト上でのアクセスをそこまで重視しないならこれだけでPodcastの配信は問題ありません。ここから一歩踏み込んで、サイト経由で番組を知ってもらうための工夫やSEOなどに手を出すと完全に沼なのでぜひ皆さん踏み込んでください。

All In One SEO Pack

All in One SEO Pack

SEOに関する設定を一括で設定できるプラグインです。
細かい設定も重要なのですが、特にPodcast関連でおすすめしたいのが『ソーシャルメディア』という設定項目。
TwitterやFacebookでシェアされるときに画像とタイトルがTL内に埋め込まれる表示を見かけると思うのですが、あれって自動で出てくるものではなくてhtml内にmetaタグで記述しないといけないんですね。
そのあたりの面倒な設定をしてくれる機能がこのプラグインに備わっています。

Yet Another Related Posts Plugin

Yet Another Related Posts Plugin (YARPP)

関連記事を表示してくれるプラグインです。
Podcastは音声配信なので、もちろん音声をもとに関連付けるなんてことはできないので、記事のタイトルや説明文、タグなどから関連記事を表示します。
関連記事やカテゴリ分けなどをしっかりすると他のエピソードを聴いてもらえるきっかけになるかも。
特にTAMAGAWAではゲストが多いので、ゲストごとにカテゴリ分けをしています。

Push7

Push7

https://push7.jp/

Chromeの機能を使って、更新情報をスマホやPCにプッシュ通知することができるサービスです。
Push7の公式サイトでアカウント作成をして、WordPressでプラグインを導入することでプッシュ通知が可能になります。
Podcastのアプリではなくブラウザで聴いている人にも更新情報がすぐわかるようにと思って最近導入してみました。

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