WRITTEN BY

山﨑 ローソン

どもっ、ローソンです。
Podcast内でも話題に上げた『TIF2018 全国選抜LIVE 関東・北陸Bブロック』にもっきーとローソンの二人で参戦してきました。
アイドルに関してあまり詳しくない二人なのにライブの熱に当てられて大興奮したその模様を、配信内での話題に補足する形でお送りします。

TIF2018 全国選抜LIVEとは

そもそもの企画の概要ですが、TOKYO IDOL FESTIVAL(TIF)というアイドルが集うフェスがあり、その出演枠をかけて日本各地で行われたイベントが全国選抜LIVEです。

TIFはアイドル関連のイベントとしては最大規模のフェスで、今年は3日間開催。出場アーティスト数は現時点で57組となっています。
そんな有名イベントに、まだ知名度が低いライブアイドル(メディア露出が少なくライブ活動が中心のアイドル いわゆる地下アイドル)でも出演できるチャンスが与えられるのがこの全国選抜LIVE。
全国6都市7ブロックで開催され、勝ち残った7組がTIFに出演することができます。

今回僕たちがおじゃましたのはそんな全国選抜LIVEの最終日、関東・北陸Bブロックの決勝戦で、計8組のアイドルが出場しました。

関東・北陸Bブロック

会場はSELENE b2という白金高輪にあるライブハウスで、当日はチケット完売の大盛況でした。
それぞれのアイドルのグッズに身を包んだファンが勢揃いしなんとも言えない熱気。
出演者を誰も知らない状態で来てしまったローソンともっきーは肩身が狭いので後ろの方からライブを観戦しました。

今回のライブでは8組の出演者を予選A・Bに分けてライブをし、その内容を受けて観客が投票を行います。
それぞれの1位・2位が決勝へ進み、計4組での決勝ライブが行われ、再び観客投票を行い優勝者が決定します。
入場時にもらった投票券の他に、物販を購入することでもらえる投票券、そしてSHOWROOMでのネット配信上で行われる投票数も加味して順位が決定します。

投票方法の説明と出場するアイドルの紹介が終わるといよいよライブ開始。
どのアイドルも力強いパフォーマンスで、楽曲や衣装のレベルも高く、いい意味で自分の想像していたライブアイドル像をひっくり返してくれました。

ライブシーンの魅力はもちろん、ライブ終了後の投票や発表の際に見せる表情もとても魅力的。
自分達の想いを必死に言葉にし、ときに笑いときに泣き、特に投票結果の発表はとてもドラマチックでした。


さて、ここからはそれぞれのアイドルへの感想を。
出演したどのアイドルもとにかく魅力的で、舞台から一時も目が離せませんでした。
(そのせいで物販は全く見ることが出来ず……)

キミイロプロジェクト

「キミの想いを私にキカセテ」がキャッチコピーのアイドルユニット、キミイロプロジェクト
予選Aブロックの1位に輝いたそのパフォーマンスはライブアイドルらしい王道さがありパワフル!
今回のライブのトップバッターだったのですが、最初からクオリティの高いパフォーマンスでとても引き込まれました。

上に添付したライブ映像の1曲目『バズノミクス』はいわゆるEDM調の曲で、アイドルのライブだとノリにくそうなくらいにカッコよく見せつつサビで一気にキャッチーなメロディーになり癖になります。
キミイロプロジェクトの今年のテーマである『共有』にちなんでSOUNDCLOWDにて無料配信をしているのでぜひ一度聴いてみてください。
https://soundcloud.com/kimiiro

東京23区ガールズ

「東京23区+多摩地区を担当するご当区アイドルが、活動を通じ東京エリアの魅力を全国に発信する東京エリア発信型アイドルプロジェクト」というコンセプトで活動している東京23区ガールズ
メンバーはそれぞれの担当区があり、芸名もその区の名前を名字にしているのが面白いし覚えやすくて好印象でした。

アイドルプロジェクトという名のとおり、グループ内でいくつかのユニットに分かれているのも今回の出演者の中では特徴的。
ライブもそれぞれのユニット曲が披露され、曲調や衣装のテイストなど世界観が毎回変わるのがとても楽しかったです。
特に最初にライブを披露したMY storyは、シンプルながら可愛い衣装(お互いの色をパーツの中に組み込んでるのがとてもいい!)にくわえ、二人組ならではの可愛らしい振り付けにキュンキュンしました。

sherbet

人気グラビアアイドルが集まったアイドルユニットsherbet
登場前のアー写の時点から他のアイドルユニットとは異彩を放ち、胸がやたらと強調されたマリンルックの衣装で登場しました。

いわゆるイロモノといった雰囲気だったのですが曲は意外と王道アイドル路線。このギャップはなかなか魅力的です。
グラビア活動と並行してやっているため他のアイドルよりも熱量は少なく感じるのですが、圧倒的なスタイルの良さや思い切った衣装は衝撃的でした。特にGカップの胸は圧巻。

BANZAI JAPAN

和風テイストな衣装に身を包んだBANZAI JAPANは、この日登場したアイドルの中でも最も多い14人のメンバーでパフォーマンス。
47都道府県天下統一を掲げ、各都道府県の伝道師というていでメンバーを集めています。
予選Aではこちらのユニットが2位で決勝進出しました。

楽曲も和風っぽいテイストで、扇子を使ったパフォーマンスも目を引きました。
この扇子はファングッズでもあり、前の方に集まったファンたちが同じ扇子を片手に声援を送っていました。

それから注目ポイントとして、ミニ丈の振り袖風衣装でダンスをするので踊るたびに袖がひらひらと揺れてとってもキレイ!
大人数でのパフォーマンスだからということもあり、うねる波のような印象でした。

おはよう!もきゅれーしょん

三人組のアイドルユニット、おはよう!もきゅれーしょん
おはもきゅと略される可愛らしいネーミングながら、いざライブが始まってみるとめちゃめちゃカッコイイ曲
ロック調でキャッチーな楽曲で、例えるならアニメのテーマソングに使われていそうな、誰しもが乗れる曲だと感じました。

ライブ中ではメンバーの一人のマイクに不具合があり声が出なくなるというトラブルに見舞われました。
ですがとっさのアドリブで、まるでそれすらもパフォーマンスの一環のように感じるくらいにライブを続行!
生だからこそ起こるトラブル、そしてそれを乗り越える姿は本当に心を惹かれて、もっきーとの配信内でも熱く語ってしまいました。

星乃 ちろる

前述のBANZAI JAPANとは対象的に、たった一人で出場した星乃ちろるさん。
活動8周年(!)という地下アイドル活動の長さからか、パフォーマンス中に目の前のファンたちへ目線を向ける姿に「これは推したくなるよなぁ」なんて感じました。

一人でのパフォーマンスでも他に引けを取らない歌とダンス。総合力の高さはまさに貫禄といった印象でした。

夢じかけのフローレン

予選B第2位で決勝進出した夢じかけのフローレンは、結成半年というまだまだできたてのアイドルユニット。
衣装や楽曲、ダンスなど半年とは思えないくらいにきちんと仕上がっていて、特に衣装はモノトーンの中にメンバーカラーをほどよく差し色として入れていて超可愛い!
パンツルックのメンバーとスカートのメンバーに分かれているのですが、スカートの中のパニエもメンバーカラーになっていてダンスのときにちらっと見えるのがすごく可愛かったです。

予選でのパフォーマンスもとても良かったのですが特に良かったのが決勝戦
声の出方もダンスも予選よりもずっと良くなっていて、この場にかける想いが伝わってきて感動しました。

ピンク担当の星奈未玖さんは喋りがうまく、MC中で司会の方に「オカマバーのママみたい」といじられていました。
このいじりが本当に的確で、グイグイ来る喋り方やキャラクターがとても魅力的で二丁目のミックス系のナイトに来たらかなり気に入られそう。
ライブの直後に夢じかけのフローレンからの卒業を発表されてしまったのは残念なのですが、これからもアイドル活動は続けられるようなので今後を楽しみにしています。

大宮☆IDOLL

最後にご紹介するのは、予選B1位で決勝へ進み見事優勝、TIFへの出場を勝ち取った大宮☆I DOLLです。
埼玉県の大宮駅のそばにあるライブカフェで活動するアイドルユニットです。

どのアイドルもそれぞれすごいパフォーマンスですが、中でも一番力強いライブだった大宮☆I DOLL。
特に決勝ライブは完成度が高く、優勝が決まった瞬間に「納得」の二文字が頭に浮かびました。

4年の活動の中では何度も解散の危機があったそうで、それを乗り越えてのTIF出場決定にその場で全員崩れ落ちてしまいました。
震える手で出演依頼書にサインするシーンは笑いと涙が混ざり感動的でした。


というわけで、全出場者の紹介を一通りしましたがお楽しみいただけましたでしょうか。
ライブからもう4日ほど経っているのですが自分の中にある熱が覚めやらずこんな風に記事にしてみました。
ファンの方たちがアイドルにハマっていき、彼女達が活躍することを願う気持ちがよくわかるとても良いライブでした。
また機会があったらライブや、それこそ都合が合いそうならTIFにも行ってみたいなーと思います。
それでは、ローソンでした。

CATEGORY