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山﨑 ローソン

Podcast内でも何度か触れている、Podcast『づんたとコーギーの”若ゲイのいたり”』公開収録。
4回にわけられた配信もついに最終回を迎えました。

僕達の配信の中でも簡単な感想をお伝えしているのですが、今日はあらためて詳細なオフレポをお送り致します。
配信されたエピソードだけではわからない当日の雰囲気などをお楽しみください!

会場のご紹介 中野コミュニティ広場

オフ会に使われたのは中野駅から徒歩4分ほどの場所にある『中野コミュニティ広場』さん。
Wifi、プロジェクター、キッチン、控室完備のレンタルスペースです。

クリーニング屋の脇にある階段をのぼると扉があり、中は黒系の家具で揃えられたほんのりオトナな雰囲気。
席数は最大で20人、営業時間が9:00〜18:00まで(日曜は24:00まで)とのこと。
基本的には昼間のイベントとして使うスペースと考えたほうが良さそうですね。

中野は新宿からも近いしゲイとしてはとても集まりやすいエリア!
担当者の方の対応もとても良かったとコーギーさんがおっしゃっていたので、僕達もいつかイベントやれたらいいなぁ。

当日レポート

開場 づんたくん&コーギーさんと初顔合わせ

開場時間の15:30をやや過ぎた頃会場へ到着。
ちょっと不安になりそうな入口から階段を登り扉を開けると、福の神的な笑顔でづんたくんが迎えてくれました。
荷物を置きつつお互いに自己紹介をして部屋の奥の方を見ると、サングラス姿で椅子に座った男が一人。そうです、彼こそあのコーギー

づんたくんは『A Day In The Life』というミックスバーで店子をしていることもあり、お店のサイトやTwitterですでに顔を知っていました。
一方コーギーさんは全くネット上で顔出しをしていないのでPodcast内での『高橋一生とえなりかずきのハイブリット』という情報から想像するしかなく、正真正銘の初対面。
顔こそサングラスに覆われていて詳しくは判別できませんが、細身のシルエットは我々(ローソン&もっきー)の所属するデブ細界隈ではあまり見かけないタイプでした。

続々と集まる有名リスナーたち

会場内にいたのはづんコギのお二人の他に一名の中年男性。大人らしさの漂う着こなしのファッションにどっしりとした雰囲気。間違いない、彼こそゴンスケさんだ。
挨拶してみると案の定ゴンスケさんその人で、『明日もゲイ』や『そうゲイ』でもおなじみのあの人だ〜!とちょっとミーハーな気持ちが出ました。

その後も続々と新しい人が来るたび、「あっ! Podcastで聞いてた名前の人だ!」の連続。例えるならプリパラ2期クライマックスでLove friend styleに合わせて集まってくるSoLaMiDressingのよう。(誰にも伝わらないシリーズ)

チョカホリック・ゴッディーバお姉様はコーギーさんと同じくサングラスをしての登場。体型も服装もセンスの良さがにじみ出ていて、あーこれがシャイニー・ゲイなのね。

イギリスから帰国中のあきさんは温厚そうな雰囲気が素敵。最近僕の周り強めのホモばっかだから目の保養になりました。

そして今回の来場者中最も若ゲイであるおみやさん。若さと可愛さのミルフィーユ! 全身から溢れ出るフレッシュさに三十路間近のホモはニフラムされかけました。

いよいよ始まる収録 ワインで乾杯!

ここからは『若ゲイのいたり』にて配信されている収録部分のお話。
まずは乾杯から入るんですが、このときにコーギーさんが持ってきたワインを1杯いただきました。
ワインが数名、ソフドリ(主にお〜いお茶)が数名で乾杯をするといよいよ収録の開始です。

中央に一台マイクスタンドが立てられており、それが会場全体の音を拾うような構成です。なんでもこの日のために音響周りも買い足したりしたとか。
配信は音声のみですが、会場ではプロジェクターを使ってコーギーさん作のスライドショーが映し出され、途中途中の進行がかなりわかりやすかったです。コーギーさんえらい!

当日の収録内容はほとんどカットされることなく配信されていて、お聞きいただければ分かる通りとても和気あいあいとした雰囲気でした。

イメージとしては僕(ローソン)、ゴッディーバさん、ゴンスケさんがグイグイ行くタイプ
一方あきさんとおみやさんはづんコギのお二人から話を振られたタイミングに話すことが多いんですが、そのわりにはなかなかパンチのあるエピソードが多い!
特におみやさんの既婚者トークはかなりツボでした。

コーギーさん、ゴッディーバさん、あきさんの3人はそれぞれ海外ハッテントリオみたいなところがあるので(おおげさ)、なかなか国際色豊かなエピソードになったのも楽しかったです。
そして年上のゴンスケさんは、長い経験を踏まえたトークが多いので勉強になるなあと真剣に聞いてしまいました。ゴンスケさんが若い頃のゲイシーンのお話や、既婚者に対する価値観については特に必聴。

既婚者ゲイって、今それこそ若ゲイと言われる層だと想像付かない部分って多そうだなあと思いました。
僕は当然既婚者ゲイがゴロゴロいた時代を生きていないのですが、早いうちからネットでゲイ情報を見ていたので「そういうもんなんだ」って納得しちゃってた部分多いんですよね。
納得という言葉はある意味で諦めにも似ていて、僕が「納得してきた」(=諦めてきた)ことが、時代の変化で「納得できない」ことになってきてるのはかなりプラスの変化なんじゃないでしょうか。

無事終了 居酒屋で打ち上げ

収録終了の直前に滑り込みでお二人へのプレゼントも渡すことができ、つつがなく終了。
コーギーさんがかなりうまく調整していた様子で、クイズパートでいい感じに終了時間の調整をしているのが印象的でした。僕がやったら絶対オーバーしちゃいそう…。

撤収作業を終えたあとは、予定のあるメンバー以外で近くの居酒屋へ向かいました。
配信に載ってない部分なので細かくはお伝えしませんが、やっぱり『ゲイ』っていう共通項があると初対面の人同士でもすごく話しやすいなあなんて思いました。
僕がゲイバーに感じてる楽しさもそういうところ多いんですよね。女子会とかそんな感じなのかなぁ、完全に想像の世界だけど。

づんたくんとはキンプリトークをしたり、お店についての話を聞いたりしました。いつかA Day In The Lifeにも遊びに行かねば。
コーギーさんはかなりお疲れの様子で、そんなところも若ゲイを聴いている時の印象通りなんて思ったりもしました。こういうときに頑張り過ぎちゃう気持ち、痛いほどわかります。

二時間ほど飲み食いしたあと解散し、僕は新宿の街へ消えていきましたとさ…。

『知っているのに知らない人』との出会いって楽しい

実は僕、数年前までオフ会にけっこう行っていまして、そのときはゲイ以外のコミュニティだったんですよね。カミングアウトもしてないんでノンケとして参加してました。
SNS等で相手のことを知っていて、でも実際に会うのは初めて。そんなアンバランスさの中でコミュニケーションが進んでいくのはとても楽しいです。

ゲイ同士だけど年齢も境遇もバラバラで、特に打ち上げではそれぞれの悩みみたいなのも垣間見えたり…。
自分が『大人』の立場として話す瞬間も多かったので、なんだか年を取ったなあなんてことも思いました。まだ20代なのに。

今回は公開収録ということもあって、規模の大きいオフ会にありがちな2、3人の小グループで固まっちゃうみたいなこともなく(そもそも少人数なのもありますが)、お互いに自分から情報を発信してコミュニケーションできたのがとても新鮮でした。

またPodcast関連のイベントや、自分たち主催でもなにかやれたらいいなぁ。

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