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山﨑 ローソン

どもっ、ローソンです。
本日は11杯目でもちらっと出たワードであるシスジェンダーと、それに関連するワードとしてトランスジェンダーについてお送りします。
トランスジェンダーは比較的聞く機会が多い言葉かなと思うのですが皆様はいかがでしょうか。

トランスジェンダー

トランスジェンダーとは、生まれたときの身体的・遺伝的性別と、自分が自覚している性別が異なる人といった意味の言葉です。
言葉の幅が広いのでバシッと定義できるものではないのですが、ノンケの方にもわかりやすい例だとニューハーフと呼ばれる人が該当する『ことが多い』です。
(今日もまたあやふやな解説になってしまいそう……)

ニューハーフは主に水商売で使われる用語で、蔑称としても使われることが多いので注意が必要です。今回はわかりやすい例として使いました。

体の性別、心の性別

例えばあなたは、生まれたばかりの裸の赤ちゃんを見て、どのようにその子が男の子か女の子か判断すると思いますか?
大抵の人は性器を確認し、ペニスがついていれば男の子、ついていなければ女の子と判断するのではないでしょうか。これが身体的性別です。
男性器と女性器両方がついているなど他のケースも考えられますがそれはまた別の機会に。

自分の身体的性別に対して疑問を抱かない人が世の中では多いと思いますのが、中には違和感を覚える人もいます。
性別の自己認識のことを性同一性(ジェンダー・アイデンティティ)と呼び、この自己認識が身体的性別と異なる状態を性同一性障害(GID)と呼んだりします。

トランスとは、超えること

GIDとトランスジェンダーはイコールではなく、トランスジェンダーはより広い定義として使われています。
性別適合手術(いわゆる性転換手術)を望む人もいれば、そうではなく心のあり方として性別を決めている人もいますし、そもそも男性や女性といった性別の区分け自体に違和感がある人もいます。

Wikipediaによると『トランス』という言葉はラテン語で『乗り越える』や『逆側に行く』を意味するそうです。
そういった意味からトランスジェンダーとは身体的性別を乗り越えた人達全てを表す広い定義であり、トランスジェンダーだからこうあらねばならないということはないのです。

性同一性と性的指向は別物

例えば生まれた時の体の性別が女で、心の性別は男という方がいたとします。
この方はみんなが女性を恋愛対象として見ているとは一概には言えないのです。

ローソンは心も体も男なのですが男のことが好きなゲイです。
トランスジェンダーの中にもゲイやレズビアン、バイセクシュアルの人も当然いて、心の性別と恋愛対象は完全に別のものであります。
このあたりは誤解されることが多く、逆に僕のように男が好きな男はみんな心の性別が女であると思われるケースも多いです。

シスジェンダー

トランスジェンダーは言ってしまえば少数派であり、多くの人は体の性別と心の性別が一致しています。
この多数派に属する言葉として、トランスジェンダーの対義語として生まれたのがシスジェンダーです。

トランスジェンダーは『異常』ではない

シスジェンダーという言葉は、トランスジェンダーを差別的に扱わないようにするために生まれた言葉だそうです。
人は少数派を異常者として扱ってしまいがちですが、トランスジェンダーは生き方であり異常ではありません。
異常ではないので、正常に正す必要はないのです。

戸籍上の問題

最近よく見かける話題として、戸籍上の性別を変更するために性別適合手術をする必要はあるのかという話が出てきています。
「自分の体に問題があるなら手術して治療するのは当然でしょ」と思う方もいるかもしれないですが、すべての人がそれを望んでいるわけではないのです。

この辺りの感覚を当事者ではない僕はうまく言葉にできないのですが、ひとつ言えることとしては、戸籍上の性別は身体的特徴を定義づけしているものではないのではないでしょうか。
例えば、様々な事情で性器を摘出しなくてはいけない人がいます。
男性器を摘出したらその人は男ではなくなるのか、女性器を摘出したら女とは認められないのか。こう考えるとおかしな話ですよね。

そもそも戸籍に性別を入れる必要はあるのかなどいろいろな議論はあるのですが、僕の知識ではこのことに対して完璧な回答、あるいは持論を持てずにいます。
ただ、少なくとも誰かを不幸にするために存在しているのはおかしいと思います。
なんとも難しい話題でもやもやしてしまうのですが、今回はこのへんで。皆さんの意見も、よかったらおたよりなどで教えてくださいね。